僕の小規模な奇跡 (メディアワークス文庫) 感想

文庫化と知りはしゃぎまわった三月の終わりから早二ヵ月。
メディアワークス文庫より『僕の小規模な奇跡』が発売されました!
もう何度も何度も眺めたイラストでしたが、やはり生で手に取ってみると思わず涙が……。
一度読んだことがあるにも関わらず、新刊の発売同様に楽しみにしていたので、本屋を出て小躍りしながら帰宅するその姿は不審者そのものだったと言います。
通報せずに見て見ぬふりをしてくださった通りすがりの人々に感謝。感謝。
どのくらい楽しみにしていたのかはこことかここを読んで頂ければお分かりになるかと思います。

気になる加筆修正についてですが、結論から言いますと、かなり手を加えられていました。
と言っても物語に大きく影響を与えるようなものではなく、ちょっとした表現や言い回しが変えられていたりするぐらいでした。
初めは修正点全部書きだしちゃる!と意気込んでいたのですが、早々に根を上げました。
一章までは頑張ったんですけどね……だって確認しながらだとちっとも読み進まないんだもん!
加筆と言えば、あとがきの後に丸々一章、40ページ強に及ぶ書き下ろしが追加されていました!
いるまんサービス精神旺盛すぎるぜ!こりゃーハードを持っている人も買うっきゃない!

表紙イラストについては以前に感想を書いたので、本編章間に挟まれる立ち絵について一言ずつ。
僕(二十年前):今世紀最大の生気の無さはまるでゾンビ。
彼女(二十年前):スリッパがやけにかわいい。
俺:手ぇ長ぇー流石手長猿。
私:パジャマ姿が似合いすぎ。
彼女:かわいいという他ない。
ハンサム丸:この高身長に、このイケメンオーラである。
やっぱり宇木さんのイラスト大好き。
あっ、ひょっとしたら、宇木さんの種島くんが見れるかもと期待しちゃってごめんなさい。

『六百六十円の事情』『ぼっちーズ』のコンビが贈る、青春小説。
僕の小規模な奇跡

入間人間
       756円 (税込)
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「あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。理想として、あなたが死んでもいいから」
 彼女に告白し、そして奇妙な条件付きの返事をもらった瞬間から、僕は彼女の為に生きはじめた。この状況が僕に回ってきたことが、神様からの贈り物であるようにも思える。この結果が、いつの日か、遠い遠い全く別の物語に生まれ変わりますように。
 入間人間の名作が、『六百六十円の事情』『ぼっちーズ』でコンビを組んだ宇木敦哉のイラストによって、待望の文庫化!

全力全開な感想は結構久しぶりな気がするので改めて書いておきますが、本気具合に比例してネタバレの方も全開ですので未読の方はご注意ください。
ちなみにこちらがハードカバー版の感想です。当ブログの感想第一弾でもあり、大変思い出深いです。
特にこの時から既に“いるまん”って呼んでいたりして我ながら全然変わってないなぁと。
読み返しても当時と抱いたものは変わらずのようで、いつまでもこのままでいられたのなら、それに勝る幸福はありません。
あ、ちなみに呼称は以前の感想で用いたものを使いますので、この感想を読む前に御一読ください。

……と前置きが長くなりましたが、それでは続きより僕の小規模な感想をお楽しみください。

もしも人生が単なる、運命の気まぐれというドミノ倒しの一枚だとしても。
僕は、彼女の為に生きる。
僕の行動の結果が、遠い遠い全く別の物語に、生まれ変わる気がするから。

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