探偵・花咲太郎は閃かない 感想

最初、ラノベコーナーへと向かった自分は負け組でしょうか。
あ、やっぱり本当にラノベじゃないんだなって、感慨に耽ったりする暇などあろうはずもなく風の如く颯爽と帰巣してじっくり読了させて頂きました。
結局、他に買ったのは『シアター!』と『カスタム・チャイルド』だけです……懐に吹く風が冷たい。

探偵・花咲太郎は閃かない (メディアワークス文庫)探偵・花咲太郎は閃かない (メディアワークス文庫)
(2009/12/16)
入間 人間

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これは『閃かない』ぼくと、『白桃姫』トウキの探偵物語だ。

 ぼくの名前は花咲太郎。探偵だ。浮気調査依頼が大事件となる素晴らしい探偵事務所に務め、日々迷子犬を探す仕事に明け暮れている。
 ……にもかかわらず、皆さんはぼくの職業が公になるやいなや、期待に目を輝かせて見つめてくる。刹那の閃きで事態を看破する名推理をして、最良の結末を提供してくれるのだろうと。
 残念ながらぼくは犬猫専門で、そしてロリコンだ。最愛の美少女・トウキが隣で睨んできてゾクゾクした。悪寒はそれだけじゃない。眼前には、真っ赤に乾いた死体まである。
 ……ぼくに過度な期待は謹んで欲しいんだけどな。これは、『閃かない探偵』ことぼくと、『白桃姫』ことトウキの探偵物語だ。

そいじゃ、待ちに待った『探偵・花咲太郎は閃かない』。
感想垂れ流すよー。
自分にもペドメーターがしっかりと内蔵されていたことに気付かされた一冊でした。
いや、こいつは何いきなりカミングアウトしてんだよって思われたかもしれませんが、自分がロリコンだなんて自覚は今まで全く(というと嘘になりますが)無かったんですよ。
しかし、今回、トウキの『お布団』発言で可愛いなぁと和んでたら、すぐその後にルイ―ジが同じことを思い放つではありませんか!
水筒の場面も当然のようにロリージとシンクロ状態ですよ。
その後も度々トウキ可愛いって思うところが仲良しこよしでした。
もうこれは認めるしかないな、と。
はい、自分はどうやらロリコンだったようです。
思い返すと、自分、にもうとや杏子ちゃんのこと大好きでしたw

本書は章ごとに短編としても読める形にしつつ、一冊で一つの大きな話と捉えることが出来る構成でしたので、それに倣って章ごとの感想→全体の感想って感じで進めていきたいと思います。

一章 『探偵・花咲太郎は閃かない』

山中のペンションで殺人事件発生。台風ビュンビュンで警察もすぐにはこれず、まさに陸の孤島状態。
とここまで聞くと、ミステリに持ってこいのシチュエーションなわけなんですけど、ミステリブレイカートウキ嬢がおはします故、一発解決。
のはずが中村青年の活躍のお蔭でどんどんややこしくなっていってます。
でもちょっとだけ中村青年の気持ちは分かる気がしますね、自分もミステリ大好きなんで。
まぁ。そうは言っても実際に殺人現場に居合わせたいかどうかと問われたら、読んでるだけで満足ですって答えますけど。
個人的に木曽川君がかなりいいキャラでした。
得てして、小説に出てくる殺し屋さんたちは魅力的なんですよね。
あと、忘れちゃいけないのが橘さんですよ。
もう彼の(名前とか作品の)登場は入間作品のデフォになりつつありますね。
時系列的にはみーまー8の九ヶ月後くらいってとこかな。
そして、今回の名言?は『それはそれ。ロリはロリ』

二章 『残酷ペット事件』

エリオットの人物像が大分固まりましたよ。
微妙にずれてるけど、基本カッコイイお兄さんなんですね。あとやっぱり仕草がいちいちキュート。
料理漫画好きとかデリバリーピザ好きとか電波とのリンクにニヤニヤ。
あと、水色ワンピーストウキは是非見たかったです。羨ましいぜ、ロリ―ジ!

「地球のみんな、コナン君の飲んだ薬を飲んでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

切実過ぎる叫びです、あと元気玉みたいに言うなw
今回の動機についてですけど、個人的にはこういうの好きです。
でも、それに気付いて泣けるルイ―ジはもーっと好きです。

三章 『僕がルイ―ジな理由』

どこまでもルイ―ジはルイ―ジなお話でした。
てかこの四人、みんな可愛いよ可愛過ぎ。

四章 『マリオ』

なんか、三章が二回ありましたね。ちょっくら致命的なご愛敬。
ここだけ二代目視点となってましたね。
なんかやたらとロリコンじゃないって言ってましたが、三代目があれになっちゃたのはもしかしてその反動とか?
飛騨牛さんも昔はちゃんと仕事してたみたいで。ただの炬燵亀じゃなかったんですね。
ジュラルミンケースは二代目から継承されたものっぽいですね。帽子もかな。でもそれってなんてONE PIECE
憧れる少年ルイ―ジも可愛かったです。
それはそうと、どこに行っちゃったんでしょうかね二代目は。

五章 『愚かさの閃き』

タロちゃんと木曽川くんの掛け合いすーっげーおもしれーです、はい。
ケッタチェイスのとこなんかもう最高。
いるまんって自転車ダイブ好きだよね、と思う今日この頃。
その後、一方的なメル友云々とありましたがそこんとこ詳しく、はまた続編か何かで語られるのでしょうか。
あと、娘を預かってくれとか気になる箇所もどこかで明かされてください(言葉は伝われば文法なんてどうでもいいと思います)


長々と書いてきましたが要するに纏めると、トウキ可愛いよトウキってことです。
もうほんと進化なんてキャンセルですよ。
なんかみーまー8の時はもっと大人びた印象が強かったんですけど、本書では年相応の可愛さ成分が充実していてペドメーターが振り切れんばかりでした。
だって、よく考えてみれば13歳ですもんね、まだ。
文体についてはタロくんの一人称は非常にすっきりしてますね。あくまで他の作品と比較した場合の話ですけど。
やっぱり「嘘をつかないことだ」ってのをちゃんと守っているってことなんですかね。
いやー待っていた甲斐があるってもんですよ、毎度毎度。
いるまんのお蔭で一ヶ月がめちゃくちゃ長く感じるようになっちゃいましたよ、どうしてくれる!
なんて贅沢な悩みなんだと我ながら思います。

あとがきについてのコーナー。

そんなお詫びなんて……いるまんは作家の鑑です。
ただでさえ、軽く死ねそうな執筆速度の中で自主ボツとか自分に厳し過ぎですよ。
どうか本当に御身体だけには気を付けてください。
それはそうと、一章だけでもいいから読んでみたいです、すごく。
電撃文庫MAGAZINEとかに載せてくれないかなぁ。

ポケモン図鑑を一人で完成させるだと……。
いるまんとの共通点ゲットだぜっ!と喜んでいい、のかな?
てかヤドン×6とかどんだけヤドン好きなんですかw
もしかして、絵梨奈っているまんお気に入りのキャラだったり?
そういえば、トウキも水タイプオンリーみたいでしたね。

毎回毎回、父間がいいキャラ過ぎます。
てかこれ飛騨牛って絶対父間がモデルですよね?ね?
読んでる最中、所長が登場する度、そうだよなーそうだよなーと思いながら読んでいましたが、川に絵を描きに行ったってところで確信しました。
職場では尊敬されているとのことですけど、どんな職業に就かれているのか非常に気になります。

そして、すっかりキメ台詞な「来月も(ry」なわけです。
そう、来月はとうとうみーまー9巻発売なんだぜ。
もうハチャメチャが押し寄せてくるよーってなわけでこの辺で〆にしときます。キリないので。

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Comments

No title
みーまーや電波女の一巻からの感想とか読んでみたいです。
何時も見てます。
頑張ってください。
Posted at 2009.12.26 (19:10) by トーマイ (URL) | [編集]
No title
初めまして、コメントありがとうございます。
返信遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

何時も読んでくれてる人がいたなんて……例え嘘でも滅茶苦茶励みになります。
もちろん、みーまーや電波女の感想も書くつもりですので、気長にお待ち頂けたら、と思います。
Posted at 2009.12.28 (16:47) by 天野寂 (URL) | [編集]
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