遠回りする金子

ヤングエース1月号掲載『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘』第四回感想です。

前回同様、映画版のシナリオであること、ネタバレ全開な内容であること、この二点に留意してお読み頂ければと存じます。デジャヴだけど。


感想の前に映画特集ページの情報を御紹介。
前回記事にしたブートレではこうなっているのですが

○さらに『episode.0 回遊と誘拐』のDVDが発売決定!
 『回遊と誘拐』の小説に加え、もう一つの入間人間書き下ろし「みーまー」
 前日譚を収録した小冊子がついてくる!!

 発売日:2011年1月22日、劇場にて先行発売
 付 録:「回遊と誘拐」&入間人間書き下ろし短編冊子

YA情報によれば

このスピンオフムービーは映画公開の前日にあたる2010年1月21日(金)に、ここだけでしか手に入らない書き下ろし小説とDVDのセットで角川映画より発売される。価格は1890円(税込)。原作ファンも要チェック!

となっています。
え!公開日前日に手に入っちゃうんですか!?
さらっと驚愕の新事実発覚ですよ。
劇場にて先行発売ちゃいますがな。嘘だけどってことですか?
まぁなんにせよ、一日でも早く手に入るのならそれに越したことはありませんしねっ!
嬉しい耳寄り情報でした!

12/15訂正:一部、表記に誤りがあったようです。
正しくはこちらの記事をご覧ください。

これまたちゃっかり電マガでも発表されていなかった値段が載っていたりします。
早く読みたいな~。



一言で纏めれば「原作の雰囲気を絶妙に醸し出していて柏手を打ちたくなる出来」

南が髭もじゃ。
ここは映画寄りにせず、原作寄りにして欲しかったなぁ。
知的眼鏡な南お父様が見たかったぜよ。

でも、この事件終幕の描き方はお上手で満足。
描写を減らしあくまで断片的に想像を駆りたてつつ、あっきゅんの独白で一気に文字数を増やし、その次のページに見開きを持ってくる。
漫画ならではの惨劇の演出に座布団一枚!

幼き日の二人が並んで佇む扉絵、雰囲気が良いなぁ、これ。

恋日先生の泣き顔!
これは良い泣き顔。
この時の恋日先生の心中を想像するといつも、これ以上ないってくらい遣る瀬無くなるんですけど、この表情には色々なものが綯い交ぜになった複雑な感情が見事に筆に乗せられていて、じーっと眺めながら改めて色々考えたりしてしまいました。

心について。
治療について。
ここらへんは原作再現度激高し。
個人的に非常に満足、花丸贈呈。

「幸せ」を尋ねられるあっきゅん。
彼は、嘘をついたのだろうか。

今度旅行行こうねって笑顔のまーちゃんが可愛いです。でらきゅーと。
その前のコマも負けじと可愛い。グッジョブ。

池田姉弟のなつき度MAX。
杏子ちゃんがやばいです。
とりあえず、上目遣いは卑怯です。

失わせる為に尽力してやる
良いコマに仕上がってます。

手紙を受け取るミッチー。
このシーンは映画にもありました。
ミッチー開っ眼!

パジャまーちゃんも可愛いのう(さっきからそればっかしか言ってない)
あれでも、ベッドでゴロゴロしてますね。
なんで初めのアレはソファで寝てたんでしょう?
同棲初夜はソファじゃないとダメとかそういうアレ的な?

「私ね 自分が嫌い」

素晴らしい!!
Excellent!!
fantástico!!
了不起!!
훌륭해요!!
Хорошо! !


思わず数ヶ国語を話せるバイリンガールな事実を露見してしまう程、マユの表情が絶妙。前置き嘘だけど。
この1コマに全てが凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。
この一コマを描く為だけに佐藤さんはみーまーのコミカライズを決心した……は流石に無いとしても、この1コマを見る為だけに自分は今までこの漫画を読み続けてきたんだな、とこのマユを見た瞬間にそう直感しました。
いや、ほんとちょっとこれ素晴らし過ぎやしませんか?
原作の雰囲気を可能な限り再現した、周到に秀逸な匠の為せる1カットだと思います。
漫画を担当してくださったのが佐藤敦紀さんで良かったと心の底から嬉しくなりました。
もうね、こうなった今では他の人は考えられないですよ。
佐藤さんサイコー!!
何が良いってこの目、この目ですよ。
彼女の、幼さが消えて年相応な雰囲気を纏った、これがきっと素の表情なんじゃないかと思っています。
そして、マユを見つめるあっきゅんの目もイイです。

再び、「幸せ」を尋ねられるあっきゅん。
彼は、笑えたのだろうか。

この後も終始、原作を忠実になぞっていて満足の一言。
異質に位置する そういういきものになろうとした
あっきゅんの横顔が切なすぎて胸が苦しい……

これを最後の殺人にしよう
物語はクライマックスへ……!!


佐藤さんがやっと描き慣れてきたなー、というところで次回、最終回。
えっ!次で終わっちゃうの!?折角面白くなったきたっていうのに!
全く往々にしてままならない世の中です。
初めはちょっと不安もあった漫画化でしたが、今回、あのマユの表情が拝めた、ただそれだけで大成功だった!と胸を張って言えるようになりました。
そのくらい、今回の話は原作の雰囲気を余すところなく醸していて、原作大好き人間の弱いところをことごとくくすぐってれました。
あぁ、終わっちゃうのが寂しいなぁ……

気になる最終回はいつもより早い12月29日発売だそうで、ギリギリ今年中に完結です。
ちょっと我慢すれば単行本が出るわけですけども、みーまー10に専念したいのでその前にヤングエース本誌でこちらは先に決着をつけておこうと思っています。
来月号が素直にとっても楽しみです。
最後にもう一度だけ。
本っ当に最高でしたーっ!!
(※最終回の感想ではありません)

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Comments

『episode.0 回遊と誘拐』のDVDに関して訂正です
天野寂さま

訂正があります・・・。
『episode.0 回遊と誘拐』のDVDの発売日は、

■発売日:2011年1月28日(金) 
※映画『みーまー』公開劇場にて1月22日より先行販売予定!


が正解です。

こちらに詳細が載っているので、ご確認ください!

http://ameblo.jp/usodakedo-movie/

宜しく御願いいたします。
Posted at 2010.12.14 (16:34) by 宣伝S (URL) | [編集]
Re: 『episode.0 回遊と誘拐』のDVDに関して訂正です
御丁寧にどうもありがとうございます。

そういうことでしたら、もちろん公開日にゲットさせて頂きますね。

記事の方、訂正しておきます。

こちらの方こそ、チェックして頂けているようで嬉しいです。

これからも宣伝隊長として、みーまー祭、盛り上げていってください。
Posted at 2010.12.15 (02:40) by 天野寂 (URL) | [編集]
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