ある殺し屋の見逃したもの 感想

DVD『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん episode.0 回遊と誘拐』封入特典・書き下ろし小説「ある殺し屋の見逃したもの」感想です。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もう一つの始まり「回遊と誘拐」が10巻に収録されたものと全く一緒だったのが残念でした。
こちらの方が先に発売されたとかなら分かりますが、わざわざ載せる必要なかったんじゃ?と思わなくもないです。
1巻しか読んでない人とかにとっては親切と言えば親切ですけど、その人たちがこのDVDを買うとも思えませんし。
自分のようにいるまんの特典目当てな人がほとんどだと思います。

閑話休題。

それでは、「ある殺し屋の見逃したもの」について語っていきましょう。

長良川さんキター!
しかもやっぱり木曽川と面識あるー!
とのっけからテンション最高潮に爆上げかと思ったらこの殺し屋さん、コオロギじゃないですかー!?うぎぽー!!(←自分でもなにがなんだかよくわからない悲鳴)
本名は長谷川ということでフルネームは『長谷川コオロギ』なわけで、スーパー個性的かつ昆虫的。
実家の話が出ているということはやはり『庭の光』の解釈はこの感想で一番目に挙げたお金持ちに引き取られたというのが可能性濃厚ですね。
そうなると今の名字の長谷川も引き取られた後の姓である可能性が高そうです。
正直、コオロギ殺し屋になっちゃたのかーとしんみりしましたけど、包丁に対する感慨が妙に腑に落ちたりもして。
連続殺人事件の一人目の犠牲者のオッサンは実はミッチーではなく、彼女の仕事だったと。
特にこれとって矛盾があるわけではありませんが、なんという後乗せサクサク感。
流石、後付け王子いるまん。
もうここまできたら全作品繋げる気なんですね、わかります。

そして、その一部始終を見ていたあっきゅん。
1巻ではまーちゃんと再会するまで一人称を伏せてあるのですが、ここでは普通に『僕』と言っていて、これはミスなのか、それともあえてなのか。
いるまんがこういうミスをするとは思えないので、なにか意図があるんでしょう。
ただ、間が開きすぎているのも事実なので、もしかしたら、何の意図もなくさらっと書いただけなのかもしれません。
むむむ、考察が足りませんね。

閑話休題。

また疑問なんですが、あっきゅんはこの夜何をしていたのか?
この時点ではまだ連続殺人事件は始まっておらず、もちろん誘拐事件も起きていません。
つけ回していたっていうのはおそらく菅原のことだと思われますが、事件を起こす前からつけているっていうのはちょっと、ん?と疑問符が浮かばなくもないです。

意外と嘘のつけない、正直なやつだ。

全くその通り。だからこそ、好感が持てるんですよね。

あっきゅんはどんな意図で、何を思って殺し屋に人殺しの気持ちを尋ねたんでしょう?

美里嬢との前にこんなやり取りもあったんですね。後付けだけど。
でも、これを読んでからだとまた色々と印象が変わってくる場面もありますね。

ミッチーの眼鏡設定、逆輸入してる!
そういえば、この時教わったことをちゃんと活かしてますね、あっきゅん。
ミッチーを撃破出来たのはこの夜のおかげだったり?

ちょっと無理矢理感も否めませんが、よくもまぁ後付けでこれだけ矛盾なく繋げられるなぁと感心しました。
あと、あの一人会話だけで十分分かるものをわざわざ『光の庭』って入れて分かりやすく書いてくれていたり。

分量としては僅かですが、一読の価値は十二分にあります。
是非、これの為だけにDVD買っちゃいましょう。
人生、カモられたもん勝ち。

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