家に帰らせてもらいます 感想

BD/DVD『電波女と青春男Vol.1』完全生産限定版特典・書き下ろし外伝小説『家に帰らせてもらいます』感想です。
ネタバレありまくりにつき要注意。
真母が度忘れした電話番号も今後どこかでまた繋がってきそうな予感。

4巻『空への明日』もそうでしたが、やはりエリオの一人称は良いです。
言動こそカタコトではありますが、エリオも年相応に色々と考えてるだなぁ。
イトコに構ってあげてるお姉さんって認識がなんだかこう、背伸びしている小学生みたいで微笑ましいなって。

フケってアンタ。
本人もそんな風に思ってるんかい。
というかあのキラキラ粒子は自覚出来る類のものだったんですね。

日誌もといイトコ観察日記なぞつけているとは。
でも、エリオはそういうの得意そう。
天体観測で培われているでしょうし。

ムカッとイラッとエリオッ父さん嫌われ過ぎ。

そして、まさかまさかのあの人登場。
お団子ってどんだけ髪伸ばしてるん?
長髪お団子あっきゅん……アリ、だな。うん蟻々。
まーちゃんに髪結ってもらってたりするのかなとか妄想広がりんぐ。
浴衣着て黙ってたら湯女と区別つかなくなっちゃってまー(ちゃん)たいへん。
あわわ、みーくんが二人いるのだー!
ちょっとわざとらしいくらいに『左手』と書かれているのはいるまんなりの親切設計なのかなと思ったり。
でもまぁ、そんなことしなくても気付かない人はいませんよね。
『婦人警官』もサービスサービスゥ!

田村商店が品揃えに駄菓子だけじゃなくて漫画雑誌なども取り揃えている意外な事実発覚(当社比)。
そういえば、仕入れとかどうしてるんだろうなーってどうでもいいことを思いました。
田村さんならまだ全部自分でやりそうな気もするけど、その辺りは女々さんがやっていそうな気もします。
どちらにせよ、ゆくゆくはエリオに受け継がれていくんでしょう。

一丁前におばあちゃんに注意する姿を見て、順調に社会復帰してるじゃないかと。

相変わらずぎこちなさがとってもリアルなリュウシさんとのやりとりですけど、真不在の二人の絡みは良いですね。主にリュウシさん方面で。
距離間を上手く掴めないながらも、人目を気にしながらも往来でエリオに話しかける彼女は根が良い子だよなと思う訳です。
こういう勇気って中々出せるものじゃありませんよね。

迷子の迷子の子猫ちゃんならぬあっきゅんwww
まさかまた出てくるとは……出張大サービスも裸足エスケープだぜ。
でも、そんな方向音痴なところも好きだ!(←他人のこと言えない超絶方向音痴の戯言)

手紙を投函せず自らの足で出向いてきた理由は「昔貰った手紙の住所と変わってしまったから」との意見もあるとは思いますが(反論としてはトーエが未だに待っていること、実家にはそのままトーエ父などが住んでいる説)、個人的には「どうしても住所が書けなかった(×知県的な意味で)」説を推したいです。
何故、こんなことを考えるのかというと、昔々(具体的には電マガに『金髪女とチビ少年』が掲載された直後ぐらい)あっきゅんがトーエに会いに、というか直接手紙を出しに行くSSっぽいものを書いたことがあって、その時の設定が上で述べたものだったりしたわけでした。
だから例によって「いるまんはいつ自分の頭を覗いているのか」と小一日程妄想に耽ったのは言うまでもありません。
拙作はトーエ視点で、何年前の返事だよというツッコミもなんのその遠路遥々訪ねてきたあっきゅんと、藍ちゃんと買い物帰りのトーエがニアミスして特に当たり障りもなく道を尋ねられるだけのつまらない内容なんですけど、個人的にはこの二人が再会するだけでテンションがMAXになっちゃうのでめちゃくちゃ楽しんで書いた覚えがあります。
当時は金髪女で出てきたトーエを下敷きにしていたので、あっきゅんのことには気づかない(でもどこか懐かしい感じがする、みたいな匂わせ方。そっちのが滾るという嗜好です。あ、もちろん、あっきゅんの方はすぐ気づきます)ということにしていましたが、その後に登場したトーエを見ていると絶対一発で気づきますよね。
どんだけ初恋引き摺ってんだよレベルで絶賛返信待機中みたいですからねぇ。
それからこれもはずせない妄想シチュなのですが、再会した二人の
「久しぶり、浜名さん」
「えせくんは相変わらずだねぇ。それとわたしもう浜名じゃないから」
「結婚おめでとう、元浜名さん」
「だから遠江でいいってば。ってこのやりとりもなつかしーね」
みたいな!やりとり期待してたんですけど、この分だと地図書いたときに名前教えちゃってますよね。ううむ、ちょっと残念。
トーエって呼ぶしかなくて困るあっきゅんとその姿をニヤニヤ眺めるいじめっこトーエの図が見たかったぜ!

閑話休題。

トーエに髪切ってもらうのかなぁドキドキ。
でも、勝手にそんなことしたら家で帰りを待つ奥さまに
「もー、せっかくまーちゃんがお団子にしてあげたのに切っちゃうとはなにごとかー!」
と厳しいお仕置きが待っていそうガクブル。

田村さんマジ商売上手。伊達に一世紀近くも生きてません。
あっきゅんのこの納得台詞はドラゴンボールパロっぽい。
そんなにホイホイ買っちゃって帰りの電車賃は大丈夫なのかなと心配し出す自分はどんだけあっきゅんのこと好きなんでしょうか。
右手使えないのに左手だけで手土産抱えて地図は咥えて(いつかのリュウシさんを思い出す)よたよた歩きの彼の姿を想像したらなんか意味もなく泣けてきます。
トーエは泣くかなぁ。どうだろう。

「どっかで見た覚えがある」発言、背中を見て二ヤリな田村さんがこれでもかってくらい思わせぶりですが、これはやっぱりホシミミ=美沙説補強に思えてならないのですが、年齢が全然合わないので同一人物説は成り立たないんですよね。
(参考:イルティマニア※まだまだ途中ですので時系列以外は見ちゃダメですよ。そして、超ネタバレ注意
個人的にはこれは単純にいるまんのミスなんじゃないかな、とも思ってます。
勿論今後、矛盾無く綺麗に繋がってきた時には全力で謝る準備は万端ですとも。

あっきゅん登場で全部持ってかれちゃった感がハンパないですけど(特に自分)、良い短編だったと、本当にそう思います(もう〆に入りやがった!)

エリオの中でイトコの存在がとっても大きなものになっていて。
毎日が真を中心に廻っているエリオさん。
“居場所”がないことの不安、“居場所”がある安心感。
一人じゃなく、二人で。

わたしたちの町を、一緒に走りだす。

どこまでも、いつまでも。

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