『六百六十円の事後』 第2話 しあわせは四季のかたち 感想

入間人間公式サイトWEB小説『六百六十円の事後』第2話 しあわせは四季のかたちの感想です。
いい……いいなぁ……はふぅ……


月灯りふんわり落ちてきそうな夜。



……………………………………………………(←余韻に浸っているの図)


はい、というわけでタイトルは乙一さんの『しあわせは子猫のかたち』でしょうか。
『子猫』もステキなお話ですが、『四季』も負けず劣らずステキなお話でした。

第2話はマサーキ&ソウカッポーのお話。
この二人のゆる~いカンジがもうたまりませんね。
なんていうか読書というよりひなたぼっこに近い感覚でしょうか。
心地よい微睡みに包まれるような、緩やかな雰囲気にいつまでも浸っていたくなります。

冷め切ったコロッケも二人一緒に食べれば、んまい。んまいんまい。
二人並んでコロッケを頬張る、その光景を頭に思い浮かべると、そのあたたかさがあたたかくてあたたかくて、いいなぁ、こういうのいいなぁって。
こんな日常送れたらステキだなぁって、ひたすらそんなことを考えてしまいました。

いい加減なその距離感が、僕はかなり好きだ。
僕たちがテレビをぼけーっと観て、世界にいいことがあるわけじゃない。
僕たち自身にも、なにか大きな変化があるわけじゃない。
だけど不思議とそんな時間こそ、幸せに一番近づくことができたりする。そういうことをするのが幸せなんじゃない。僕がソウと暮らして感じるそれは、いつも一定で、側にある。
ただその距離が変わるだけなのだ。
いつも近いと暑苦しくて。離れすぎると寒くて辛い。幸せは四季みたいだった。

このいい加減な距離感が、僕はかなり好きなんだなぁ……。
てかこの引用部分素晴らしすぎます。ぶっちゃけこの後も全部引用したいくらいです。
自分が思い描く『しあわせのかたち』はきっとこんなかたちをしてるんじゃないかなぁ。
もしいつの日か、この二人のような関係をどこかの誰かと築けたなら、それは「幸せ」と呼ぶしかないんじゃないかと思います。


以下、細々としたところについて少々。

ソウもバイト始めたのか-、中華料理屋かー、なんとなく似合ってる気がする。
炒飯食べたい。

アパートの防音性能のせいで聞こえてくるあれやこれやってなんでしょうね?
子供が生活するには相応しくないらしいですけど、それってつまり……?
だから『事後』なんだよ言わせんな恥ずかしいってことですねわかります(黙れ)
ってことはギ(自主規制)

どうやら、ちらっと登場した人物にバトンが移っていくリレーっぽい小説(リレー小説ではない)形式のようですね。
ということは童貞&処女組、Wニート脱却組ときて、次回は裸足女回でしょう。
ギアッチョパート大好きなのでかーなーりー楽しみです。
ギターかき鳴らして、特徴のない歌を頼みますぜアネキ!



誰かと手を繋いで、離して、また繋いで。
そんな未来が、明日が、ありますように。

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Comments

先程読みました、木瀬です。
「昨日は──」の方はまだ読みきってませんが。

んはぁ、ってなるお話でした。
処女童貞の方のお話も好きでしたが、こちらもお気に入りです。
というか660の話は全部(ry


ところでギ(ryってなんですか、わかりません><
ああ、また例のAAのドクヲが悲しい目をしている……
Posted at 2011.11.28 (01:50) by 木瀬 (URL) | [編集]
Re:木瀬さん
思わず吐息が漏れちゃうお話でしたね。
1話もよかったですけど、個人的には今回のが至高です。
事情も事後も最高!!

それはですね、大人の世界の話になってしまうんですが、ギs(ryってわかってるじゃないですか!
誘導尋問コワイ>< ダメ、絶対!
あやうく木瀬さんの口車に乗せられるところでしたよ。
ふぅ、あぶないあぶない……

『昨日』も素晴らしいので、読み終わったらまた是非。
Posted at 2011.11.29 (03:36) by 天野寂 (URL) | [編集]
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