illust×story第七回 竜徹&入間人間 だからなんで7番なんだよ 感想

電撃文庫MAGAZINE Vol.26掲載『illust×story第七回 竜徹&入間人間 だからなんで7番なんだよ』の感想です。

電撃イラスト大賞を受賞したイラストレーターと、電撃文庫で活躍する作家のコラボレーション企画!
第18回電撃イラスト大賞にて<金賞>を受賞した竜徹が自由に描いたイメージイラストに、
『みーまー』『電波女と青春男』『トカゲの王』などで絶賛活躍中の入間人間が物語をつけた。
ギミックたっぷりの物語を堪能してほしい。

『メトロノーム』に続く実験作その5。
企画の詳細や竜徹さんについては以前にも書いたのでこちらを読んでもらうとして(予想通りのタイトルでしたw)、まず、竜徹さんのイラストにコメント。
険悪な姉妹に振り回される幼なじみ主人公って感じですね。
巨乳かロリか。まさに究極の選択。
それぞれ、ハリセンには『一撃必殺』、ピコピコハンマーには『百発百中』の文字が。
いるまん、ここらへんから話考えただろw 下ネタw (※勝手な想像です)

本文の方なんですが、注釈やあとがきでいるまんが解説するの嫌だけど言わないと気づいてもらえないと仰っていたように、2通りの読み方ができるようになってます。
さらに、その読み方によって内容が変化するのがまた面白い。

・1回目、一段ごとに読むパターン
つまり、通常読みの場合。
代々近親交配で栄えてきた一族の少年が苦悩する話。
この“僕”はロリコンを害悪だと断じる男の子。
選ぶなら高校三年生である右の娘だろうと考えますが、それもやはりおかしいと結論して終わります。

・2回目、縦に続けて読むパターン
ガチロリじゃねぇかwww 腹筋崩壊させんなwww
色々と酷すぎてツッコミがおいつかねぇwww
高校三年生を害悪でしかない。病気である。とかw お前が病気だよwww
最後の〆が台無しだよ! あーもーお腹痛い。


するするって読んじゃいましたけど、これも相当すごいことですよね。あっぱれ。
2通りで読めて、しかも内容が変わるってすごすぎだぜ。
簡単そうに思えるけど、実際やってみるとその難しさがわかる。
『花鳥風月シリーズ』や『ノーブルチルドレンシリーズ』でお馴染みの綾崎隼さんも絶賛するほどです。

電撃文庫MAGAZINEに掲載されていた入間人間さんの「イラスト×ストーリ」の掌編が、鳥肌立つくらい凄かったです。衝撃が走りました。天才の所業としか思えないです。


ところで、この縦読みですが、実は『19-ナインティーン-』収録の『19歳だった』でも同様のギミックが使われていることを皆さん、ご存じでしょうか?
言わないと気づいてもらえないっているまんが愚痴ってたので当ブログでは出来る限り、解説していこうかなと思い立ったが吉日。
「え? 知らなかった!」という方は『19歳だった』の上下二段構成ページをもう一度読み返してみてください。
ちなみに『19歳だった』の感想はこちら

次はどんな実験作が読めるのか、期待の膨らむ掌編でした。

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