バカが全裸でやってくる 五年前 五年後 五年間 感想

電撃文庫MAGAZINE Vol.26掲載『バカが全裸でやってくる 五年前 五年後 五年間』の感想です。
7/10追記:入間の間でもお読み頂けます↓

バカが全裸でやってくる 5年前 5年後 5年間

いるまん、ぶっちゃけすぎ!!
なんか初めに念押ししてるけど、どう考えてもノンフィクションです。どうもありがとうございました。
小説というかエッセイというかドキュメンタリというか、そのどれでもなくそのどれでもある短編となっておりました。
前回の短編と合わせて書籍化されるのでは? と以前に申し上げておりましたが、すまんありゃ嘘だった。
これはおそらくここだけでしか読めないと思います。そういう意味でも今号の電マガは買わなきゃハドソン。永久保存版。

そうか、あまり感慨はないのかぁ。そういうのは遅れてやってくるイメージがあります。
おい、何やってるw 多作家の本の上に自著を乗せるって、実際にやってそうなリアルさがw
才能と運のくだりも、もうお馴染みとなってきましたね。

重版本を置く場所がないって話を読むと、『水柿助教授シリーズ』を思い出します。
バカ全裸も水柿くんもどこまでがノンフィクション? と思えるところが非常に楽しい私小説モドキですよね。

いるまんが唯一知ってるアニメ会社ってどこなんでしょう?
京アニかシャフトだと想像しますが、電波女があったので後者かな?
当然のように、大岩ケンジさんはご存じだったようで。常識的に考えているまんが知らないわけがない。
小説家のなんたるかをわきまえている入間さん。職人っすね。
作詞とか原作とかは小説とはまたべつもんですよね。魅せ方が全然違ってくるというか。
しかし、そこはカリスマ編集。うまいこと了承させてしまいます。ここらへんがカリスマがカリスマたる所以、なのでしょうか。

偶々結びつけただけってw オブラートに包まなさすぎw
まぁ、4周年のときにチラ見せしてましたし、実際そうなんでしょうけど。
でも、そういうタイミングって重要だと思うのですよ。
めでたいことに変わりはないのですから!
以下、この企画でいるまんが課せられた作業まとめ。

・短編風に漫画の原作を書く。文量は単行本1冊、連載6回分ぐらい。
 →単行本1冊でスパッと終わるみたいですね。
・映画の脚本っぽくアニメの原作を作る。要求はいつもの短編小説ぐらいの量。
 →もしかしてテレビじゃなくてアニメ映画?
・小説も書く。いつも通り、1冊完結。
 →これがなによりの楽しみ。
・さらにこれらを上手く結びつけた話にする。
 →カタルシスはんぱなさそう!
・その上、他の本の締め切りも守りつつ、同時に作業する。
 →いるまんは一体何人いるんだ。
・毎月のウェブ小説も更新する。
 →毎月の楽しみです。
・隔月の短編も書く。
 →隔月の楽しみです。

「できるかー」

いや、ほんとですよ。過労死するんじゃないかと心配になるレベル。
でも、なんだかんだ言って全部こなしちゃうのだろうと思えるのは、この5年間の実績を知っているからなんですよね。
『自分の名前でやるからには納得のいくものを』って考え方はワンピースの尾田さんを彷彿とさせられますね。
尾田さんも映画にはもう二度と関わらないって仰ってたのに、また関わることになってましたが(単行本の尾田さんほんとおもしれぇッス)、こういう職人気質というかこだわりのある人の作品ってやっぱり受け手に響くと思うんです。
自分は『やるからには全部自分でやりたい』って思う人間なので、その気持ちも分かるところがあったりします。
納得いかなかったとき、他人のせいにはしたくありませんから。
まぁ、自分の場合、協調性がないとも言えますが……
閑話休題。
いるまんには生涯、小説バカであってほしいです。

そういえば、以前に生モノ嫌いって仰ってましたけど、寿司を美味しく食べてるじゃないですか!
もしかして卵とか卵とか卵とかでしょうか。あ、そういえば、これいるまんじゃなくて僕だったわ。いっけねフィクションだってこと忘れかけてた。

いるまんと同じ悩み抱えてるのは喜んでいいのだろうかw
毎月溜まっていくコミカライズ雑誌を置く場所がありません(切実)
新連載以外の話についていけないのも超分かる。ぺらぺらっと目を通すだけで済ませちゃう。

実家に戻る気はないってここだけ急にバカ全裸に戻りますね。
現実から急に虚構に戻ったかんじ。普通逆だろ。

確かに、初期と比べて情熱というか勢いはあまり感じられなくなったかもしれません。
あの、魂削って書いてるかのような気迫が懐かしくもあります。
でも、荒削りな若々しさがあった当時だからこそ書けた作品があって、落ち着いてきた今だからこそ書ける作品があって。
そうやってこれからもそのときそのときの最高傑作を送り出してくれたなら、読者としてこんなに幸せなことはありません。
似たようなものばっかり書いててもつまんないですしね。色んなジャンル、色んな形態に挑戦していってほしいです。
自分は、伸びしろはまだまだあるって思ってますよ。

こっからぶっちゃけターイム。チェケラッ!

ってかこの話、このブログで幾度となく繰り返してきた問答じゃないですかw
と前置きして、と。
○○文庫で必要とされてないとかそんなことないですよ~。需要ありますよ~。
本音を言えば、メ○○○○○○○文庫一本で頑張って欲しかったりなんかもしますけど。
ですよねー、やっぱ売れないんですよねー。
ポテンシャルは絶対メなんとか文庫作品の方が高いと思いますが、でナントカ文庫作品の売上には遠く及ばないのが現状という……。
いるまん自身も最高傑作と自負する恋する彼女シリーズさえ、とりたまの半分くらいしか売れてないとか……とりたまを貶めるつもりは毛頭ないけど、やっぱ恋する彼女にはたくさん売れて欲しい。それだけの価値があの本にはあると思う。
バカ全裸の漫画版はすごく良い出来ですもんね。でも、自分は小説版の方が面白い派です。
バカ全裸に関してはあの表紙、あのタイトル、あの内容ではニッチと言わざるを得ないので売上が振るわないのも致し方ないかも。イルマニアとしては何冊でも出して欲しい傑作なんですけどねぇ。

売れない原因として、まず、なんとかース文庫は置いてない本屋が多い。そして、店占有割合も圧倒的に低い。
その点、やっぱデなんとか文庫のブランド力はでかい。新刊発売時の平積み量が違いすぎる。

メなんとか文庫で去年から売りに売れているビブリアですが、本当になんでこんなに売れたのか、と考えると、もちろん、内容が優れていたこともあるんですが、一番大きい要因はここで言う“運”だったと思います。宝くじは言い得て妙な表現ですな。
かといってメディアワークス文庫(伏せるのもうめんどくさくなった)が評価されたわけではない、と入間さんが冷静に市場を分析しているのが、少し意外でした。結構、合理的なタイプなんだなぁ。
でも、『メディアワークス文庫で書く気はもうなかった』ってのはショッキングな一言。
ビジネスなんですからより売れることをするのが当たり前。
そういうビジネスライクなところはとっても好印象を抱くのですが、やっぱりそれは寂しいです。
でも、頑張って書いて売れない方がよっぽど悲しいよね。そうなると電撃文庫で活躍していくことが安泰への近道なのかなぁ。

ここで朗報! 『大学の三丁目あたりで(仮)』は8月発売で間違いなさそうです。
今年は1月に続く、1ヶ月に2冊刊行2回目になりますねっ!
宇木さんの表紙だからそこそこ売れるはずっ! 宇木さんイラスト作品は売れ行きいいので。
そしてなんとシリーズものであること、少し長い付き合いになることもさらっと書いてあっるー! ひゃっほー!
そして、前号に掲載された『―序章その1―』は前日譚だったんだって!
本文の一部だと受け取ったとも! あの書き方でそう受け取らない方がどうかしている!
この前、『新作の冒頭お披露目とかちょっとズルくね?』とか言ってごめんなさい(←もしかして、いるまんこのブログ読んでくれてる? とか妄想出来てちょっと嬉しい)
編集さんはもっとしっかり働いてください。
というわけで、感想は本出てからでいいかなーとか思ってましたが、前日譚のようなので近いうち、感想書かないと。
でも、前日譚の割には伏線張りまくりだった気がするのですが。主人公がそもそも違うのだろうか?
見逃しちゃって焦ってる方もだいじょーぶ! 懐の広さに定評のある我らがいるまんの粋なはからいで後日、入間の間に掲載するつもりらしいです(100%保証はできませんけど)
電マガに短編載せたぐらいで販促にゃあならんわな。

自己満足ではダメなのだ。売れなきゃ意味がない、そんな世界に僕はいる。

この企画が成功して一発、どばーっと売れるといいなっ!

名前考えるのがめんどくさいから名前ない人物が多いのねw 前もどっかで言ってた気がするけど。
裏設定で名前があるわけじゃないのかー。三白娘は愛ちゃんってのどうですか(提案)
みーまーのときみたく、また路線図から名前を拝借することにしたそうで。地下鉄乗るのが楽しくなりそうだぜぃ。
今のところ、千種と新瑞橋。最寄り駅が出たら、万歳三唱しようそうしよう。

元より結婚する気もないが。

え? え?
結婚したいるまんも見てみt(ry
いい加減、フィクションだということを弁えろ。

僕が五年間で悟り、はっきりと言い切れることは一つ。
メディアミックスされたいなら、叙述トリックは使わない。

そのとおりでございますw けど、身も蓋もねぇw
いるまんもそこらへん気にしてたんですねw でも、叙述トリックやめないで! また騙されたいのだよキミィ!

そうかなぁ、文章下手かなぁ。
最近の作品は文章が洗練されてきて綺麗だなぁと思うことはあるけど、昔の作品も上手いとは言わないけど味があって好きなんだけどなぁ。
あんまりいるまんのこと悪く言わんといて! いくらいるまんといえどもいるまんの悪口は許さないよ!(正しい日本語でお願いします)
カリスマ編集は英断でした。その点には感謝しても仕切れません。

五周年を迎えた抱負は、『立派な作家になる』。

小説王に俺はなる!
お安い御用だろ、キャプテン?

電撃文庫だろうとメディアワークス文庫だろうとその他のレーベルから出すことになろうとバンババンと大当たり狙っていってください。
きっといつか一等賞を引き当てる日が来るって信じてます。
あんたならやれるさ。俺がついてる(え?)

初心を思い返し、少しだけ情熱を取り戻して。
タイトルに、願いを込めて。

この作品は五年間の集大成ではない。
むしろ、ここからまた五年がんばろう。
そういう思いも込めてのタイトルであり、出発点としての意味も兼ねている。
そうしてできあがる船に乗り、時の海を時計の針と共に渡っていこう。
アラタなるセカイに向けて、僕は再び物語を歩む。

アラタなるセカイを冒険できる日を楽しみに待ってます!

いるまん、デビュー5周年おめでとう!!!!!
これまでからと、これからまでもずーっと一生、世界で一番××してる!!!!!

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