たったひとつの、ねがい。 プロローグ『悲劇と復讐の始まり』 感想

入間人間公式サイト『入間の間』にて先行掲載された『たったひとつの、ねがい。』(11月25日発売予定)プロローグ『悲劇と復讐の始まり』感想です。
※グロに耐性の無い方はくれぐれもご注意ください。

本編の感想はこちら
どうしてこうなった……いやマジで
どうしてこうなったんだ……

あんなに仲睦まじく幸せな日常から一転、考え得る限り最低の悪夢が現実に……上げて落とすにも限度ってものがあるでしょうに……

全力で気持ちを切り替えて前半の感想で盛り上がりましょう!(空元気)

今回はお決まりの大学生ものではなく、社会人編です。
と言っても出会いは大学、当時のやり取りもいつものいるまんでしたけど。
静と由岐の距離感もよかったですけど、拓也と陽子の距離感も心地良いです。
バカップルに定評のあるいるまんですが、同棲カップルにも定評が付きそうです。というか今、付けます。ペタっ。
『まぁ、近いうちに』に引き続き、『結婚』というキーワードが出てきたわけですが、いるまんもそろそろ結婚について考えたりしているのかも? なんて妄想が浮かびます。
バカ全裸の短編では結婚する気はないと仰ってましたけど、やっぱり色々思うことはあるかなぁ、なんて。
個人的には入間さんには結婚してほしいかったりします。というのも、結婚して欲しいというよりもいるまん自身の惚気話が聞きたいだけなんですけど(オイ
好きな人の惚気話聞けるなんて幸せじゃあーりませんか。

閑話休題。

登場人物2人について。
幸い、今回は2人とも名前があるので呼びやすいです。

拓也
さらっと書かれているので印象になりにくいですが、結構な苦労人。
幼少時に両親と離別するという不幸な人生を歩んできた彼。

それなりに不幸で、まぁこれ以上は悪くならないだろう。
漠然と根拠もなくそんな安心を抱いていた。そう、今が底だと思っていた。

ここには異議を申し立てたくなりましたけどね。
そんな素敵な彼女がいる今が底なわけがないだろっ! 絶頂だろっ!
その後、一瞬にして底突き破って地獄に落ちることになりましたが……

自分も好きなものは最初に食べる派です。
理由は簡単。
お腹空いてる時に食べた方がより美味しく食べられるから。
好きなものからばくばくばくって食べるのがマイジャスティス。
せっかく残しておいたのに、お腹いっぱいになってたら勿体ないです。
陽子さんが「最後に嫌いなもの食べると、後味悪くない?」と言ってますが、嫌いなものはほぼないので問題ナッシングなのです。
カレー頬張る彼女を見てにやける気持ちわかる、わかるよ。超わかる。
美味しそうに食べる女性って魅力的ですよね。
女性に限らず、幸せそうに食べる人が好きです。

東雲陽子
クールで落ち着いた女性なイメージ。
好きなものは最後に食べる派でからあげをキープしたりするところがかわいい。
美味しそうに食べる女性に弱い自分にはドストライクでした。
だっただけに余計辛くなりましたが……


カニバルシーンについて。
正直、こういうのはやめてほしい。
大丈夫なグロと受け付けないグロがあって、これは後者でした。
先日、ちょっと訳あってカニバリズムについてウィキペディアなどを回っていたという偶然のタイムリーに見舞われましたが、そんな偶然ならいらなかったよ……
これを機にまた色々と読み耽ってみて、実在の食人鬼の話は大丈夫で、これがダメなのは何故かと考えてみた結果、捕食視点は許容できるけど、被捕食視点はNGという結論に至りました。
まぁ、生物として正しい反応だと思います。

そして、登場する食人鬼4人の胸糞悪さが尋常じゃない。
できることなら全員この手で殺してやりたい。
っていうか車椅子のジジイが一番やべぇ。
車椅子に乗った老人が生きた女性に食らい付くとか、脳内で再生された映像で吐きそうになった。
回想に登場した、肉の話に反応していたカレー屋のおじさんがかなり怪しい。
顔に見覚えがある身なりの整った中年は政治家か何かだろうか? 死ねばいい。

視覚的なグロさは歴代入間作品でもトップクラス。
個人的には『みんなおかしい(ぼく含む)』よりも上かと。
そして、精神的グロさもトップ3には入ると思います。
リョナ属性とかないんでこういうのは普通にキツかった。
長瀬が殺されるシーンとかなくてよかったほんと。多分、耐えられんかった。
蹂躙されていく彼女視点も相当ヤバイですが、それ以上にそんな彼女の姿を何も出来ずにただ見せつけられる拓也の心情がグロすぎてグロすぎて。
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて……もうやめてくださいお願いします。

この後、どうやって生きてここから逃げ延びるのか。
そして、『悲劇と復讐の始まり』という章題から、復讐鬼としての人生が幕を開けることが予想されますが、たとえ復讐を果たしたとしても二度と彼女の笑顔は見られない彼には発売前から救いがない……どう足掻いても絶望。
ナメクジといい、いるまんの中で今復讐が流行ってるの?
このとき“俺”は死に、復讐だけを生きる原動力とした“僕”が生まれた。
みたいなストーリーなんでしょうか?
『たったひとつの、ねがい。』タイトルが辛い……

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Comments

ストロベリーナイト以上のグロはないだろうと思ってましたが入間が出しました。

間違いなく入間&自分史上ナンバーワングロです。電撃文庫では不可能なレベル。は、だいぶ超えてますね。

関係ないですが月に二冊出せるなら何も出さない月をなくせばいいのに、と思ったのは僕だけでしょうか。
Posted at 2012.09.27 (19:16) by 有崎 (URL) | [編集]
Re: 有崎さん
プロローグだけでこのグロさ。本編でこれ以上のグロがないことを祈ります。

史上一とまではいきませんが、トップレベルグロでした。
『みんなおかしい(ぼく含む)』という短編が蠱惑的なグロテスクで大変好みだったのに対し、本作はただただ醜悪で精神的に辛すぎました……いきなりこれならまだしも、前半とのギャップが洒落になってません。

それは思います。でも、それは出版社側の都合なのでしょうがないかと。
Posted at 2012.09.27 (23:53) by 天野寂 (URL) | [編集]
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