おともだちロボ チョコ 第三話、後編 チョコ、友情を育む 感想

電撃文庫MGAZINE Vol.41掲載『おともだちロボ チョコ 第三話、後編『チョコ、友情を育む』』感想です。

「あなたが羨ましいわ。こんな素敵なロボットに乗る資格があるんだもの」
「……この作戦、本当に実行していいんでしょうか」

まずはイラストから。
白い。見渡す限り真っ白です。
宇白潤という名前からして彼女はほぼ間違いなく『トカゲの王』の宇白要ことシラサギの子孫でしょう。
白いだけじゃなくて、ちゃんと面影あるのが素晴らしいです。

いるまんもとい入間作品の中で青色=神秘ってイメージが定着しつつありますね。
ここらへんのなんやかんやは最後まで謎のままなんだろなぁと思います。

 発見されたのが二千年前ぐらい前とのことなので出自は眉唾だけど、通常あり得ない肉体を有した人間がその時代にいたらしい。迫り来る弾丸を金属製のケースで叩き落とし、喉を引き裂かれても短期間で復活する超人だった、と記録に残っている。

トンボさんのことでしょう。
本格的にトカゲの王と繋げてきましたね。

アイで空が落ちてくる
↓約2700年後
トカゲの王&小さく選ばれたたたかい
↓約2000年後
おともだちロボ チョコ

時系列は↑となり、これは予想ですが、本作の後『ふわふわさんがふる』に続いていくのではないかと。

「出力を上げて、『活性化』させないと、きみの真価は見えてこないはずだ」

これがトモカの成績に関係してるアレなんですかね?
本当に謎ばかり増やしてくるのはやめてほしいものです。

“トモ”だと漢字的にも“友”になってそのまんまなので、ここはひとつ“モカ”でどうでしょうか。
なんかチョコっぽい響きもありますしね。

友達とはなにか?

「そこにいてほしい、と心を許すもの」

カッコイイ……!
ってか、トモカも中々詩人ですね。
そして、トモカの定義を理解しながら、自身に心はないと返すチョコ。
トモカも『心がない』と自覚している時点で心があるのではないかと考えていますが、その通りですよね。

チョコにとってトモカは友達で。
じゃあ、トモカにとってチョコは?
チョコ(と主に博士)のせいで孤立したトモカ。
一人では生きていけないことはわかっていて。
じゃあ、どうする?
足が向かったのは一人の女の子の元。
交わしたのは別れの挨拶ではなく、再会の約束。
トモカにとってもチョコは“そこにいてほしい、と心を許すもの”になっていて。
チョコ、友情を育む。
サブタイに偽りなし、でした。

天晴れなまでの学長の胡散臭さよ。
これは確実にシラサギの血受け継いでますわ。

 青い線、地の線、そして、紫色に歪曲する糸の束を想起しながら、穴の中央を狙い定めて、引き金を引く。大空を超えて、大地を貫き、新たなる次元をえぐる。

"大空を越える無限" スカイブルー
"大地を貫く完全" グランドブラウン
そして、"次元をえぐり出すまやかし" マジックバイオレット
出よ! テュポーン

ほんとーーーーーーーに好きですね、いるまん。

からの、全滅。
ええ~!?
マジかよ、山百合とかもう一回くらい出番ほしかったのに。
どう頑張っても勝ち目ないでしょ、これは。
あとがきに「大幅に書き直します」とあるので、もしかすると今回の話はまるまるカットされるかもしれないなと。
流石にここまで圧倒的にしちゃうと話が続けられないですもんね。
あと、単純に風呂敷広げすぎてて残り1~2話で畳めるのか? というのがすごく心配です。
まぁ、いるまんのことなので最後はきっちり締めてくれるはず。
つづき、待ってます。

Trackback [0] | Comment [0] | Category [入間人間] | 2014.12.10(Wed) PageTop

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