電波女と青春男(5) 感想

もう夏ですね。
太陽さんが大張りきりです。サンサンです。
眩しいです。
溶けそうです。
つまり、暑いです。
というわけで本編も夏真っ盛り!な電春男女⑤の感想どぇす。

電波女と青春男〈5〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈5〉 (電撃文庫)
(2010/06/10)
入間 人間

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うーみーはひろいーなーおおきーなーっていうお話……いやっほぅ。

 青春ってのがなんなのかは正直分からんけど、それがあると心が満たされるものらしい。
 あ、どうも。青春ポイントを求め彷徨う流浪の旅人、丹羽真です。ついに俺は、ぐるぐる布団に電波女な藤和エリオと一緒に海に来てしまった。それだけじゃない。水着完備の天然健康系少女・リューシさんも、コスプレ長身美人・前川さんも一緒(女々さんもね一応)! これは、青春ポイント大ブレイクの予感。うーんやっぱり、夏は『海』で『水着』で、『UFO』に『宇宙戦争』だな! ……あれ? 最後のほう、俺なんて言った?

夏だ!海だ!浴衣だ!な展開で大いに盛り上がっちゃってます。
水着?いやいやいやいやいやいや……浴衣ですよ浴衣。
全ては浴衣に始まり浴衣に終わるのです。
では、続きからごゆるりと。
とにかく、藍ちゃんが可愛かったです。
もうそれだけでお腹いっぱい。
「ふ、ふぇー」は今年の流行語大賞間違いなし。
そんな藍ちゃん大活躍の⑤巻ですが、例によって一章ごとに区切っていきたいと思います。

一章 『夏の続きの始まりの終わり』

順調?にパパポジションを確立しつつあるマコくんといつも通りな女々さんと相変わらずスマキンなエリオ。
なんつーか普通にファミリーしてますね。
エリオとリュウシさんのやり取りが小学生すぎるのはどうしたものか、ですね。
いやまぁ、和みますけど。
いるまんは大人びた子どもを書くことに定評があるというのに、年齢に反比例して幼くなっていくんでしょうか。
そして、トーエ母娘登場。
赤い帽子はきっとiの扉絵で被ってたやつかな、と二ヤリんこ。
お母さんのまねっこ藍ちゃん可愛い。

二章 『チャンバラエイリアン』

エリオ第一発見者のお爺さん登場。
この宇宙じいさんとの会話は良かったです。
青春って何さ!若いってことさ!って言ったりしますけど、その若さっていうのは身体のことじゃなく精神のことだよなぁって、こういうご老人を見ると考えたりします。
例え望みがかなわなかったとしても、真っ直ぐに前を見据えて願い続けるってカッコイイです。
自分もそんな、ロマンな男になりたいものです。
このお爺さんが出てきたということはエリオの失踪云々の話の前振りでしょうかね。

前川さんのちょっとずれた恥ずかしがり屋なところがすげー可愛かったです。
多摩湖さんもそうですけど、いるまんの書く女の子はどこか羞恥心を覚える場所が間違ってますよね。
まぁ、そこがいいんですけど。

エリオとリュウシさんのスターウォーズなチャンバラごっこ、この二人年齢的には高校生ですよね?
まぁ、微笑ましいですけど。
でも、こういうノリは嫌いじゃないです。
旅行とか行った時のあの意味不明なはしゃぎっぷりは理屈じゃないんです、きっと。
あと、三木さんへのサービスなのか分かりませんがやたらと「すててて」連呼してましたね。
泣きそうになりながら箸振り返す藍ちゃん可愛い。

三章 『たけなわの意味が曖昧な人たちの宴』

流石に宴会場に水着はないだろ歳を考えろ歳をいや年齢以前の問題だろと思わなくもない女々さん三十九(+1)歳も日が沈み夜になった途端に絶好調でした。
まこくんもちゃくちゃくと大事なものを吸われていました。

エリオが青春を問うてきました。
そして、「わたし、せーしゅん女になる」と。
これはあれですね、『青春女と青春男』エンドフラグですね。
自転車飛行で見つけたなにかを追いかけて。
布団ぐるぐる巻きという殻から羽化する日を目指して。
素敵なシーンでした……浴衣ですし。

トーエの影に半分隠れて覗いている藍ちゃん可愛い。

四章 『明日は青春酔い』

笑ったwとにかく笑いましたw
まこくん、完全に酔っぱらってましたw
ノリが酔っ払い親父すぎるというか一緒に寝る?とかそれ普通にセクハラだから!赤面する前川さんも可愛いから!というかこの章の前川さんはいちいち可愛くて困りました。
そして、145Pの挿絵が個人的MVPでした。
浴衣具合が素晴らしいぜ!これぞ夏の風物詩でしょう。

湯呑みに例えた、偶然について、愛について。
なんか最近いるまん同じことばっかり言ってるよなーと。
いや、良い意味で。
運命とか必然とか、そーいうものって結局は自分で掴み取ってるものなんじゃないかなーみたいな、そんな感じのこと、なのかなと思います。

脱衣ポーカーといいキスババ抜きといい、粛々とネタにしてますな。
あ、ちなみにそんな元ネタが読める『多摩湖さんと黄鶏くん』は電撃文庫より7/10発売です。

五章 『遠路はるばるやって来たエイリアンが地元の海で観光する場合』

おおお、いるまんがナウを使ってるなう!とちょっと興奮なうでした。カタカナでしたけど。

落とし穴には呆れて笑うしかありませんでしたね。
MMGの行動はやっぱり予想の斜め上を余裕で突っ走っていきます。
冷静に考えるとそんなことに旅館の布団使ったら間違いなく弁償ですよね。
砂浜まで巻いてきたエリオも然り。
絶対中まで砂入っちゃいます。

かぐやは絶対来るだろうと予想がついていたので驚きはなかったんですけど、まさかヤシロが再登場するとはお父さんも思わなかった(誰がお父さんだ。
いや、てかあのSF(すこし不思議)チックなラストはなんだったんだよと思うくらいあっさりと復活しちゃいましたね。
まぁ、かぐやもヤシロも大好きなんで嬉しいです。だって浴衣標準装備ですぜ?二人合わせて紅白コンプリート!なわけでお得感も百万倍!

旦那さんには内緒だよとか言ってたのにバンバンそれを武器に攻めてたわけですが、流石トーエ。
生まれついてのいじめっ子。天性のいじめ気質。
旦那さんはなんか普通に良い人そうですね。予想通り、尻に敷かれてるみたいですけど。
『彼』だったらなーどうでしょうねー、うん、容赦ないかも。
そこに痺れるっ、憧れるゥんですけど。
そして、ナチュラルに怖い発言はしないように。
かぐやもドン引きしてますから。
そこに痺れr(ry
落ちないようにお母さんに必死にしがみつく藍ちゃん可愛い。

集合写真撮影、青春ですね~これは。うん、いいなぁ。
一夏の締めくくりにこれ以上ないってくらいド青春してると思います。

エピローグ 『夕暮れのゆりかご』

たった四ページでしたけど、ああ、いるまんだなぁって心地よい安心にまどろむような〆で満足です。
正直、自分がラブコメはあまり肌に合わない質なのでこのシリーズは他の入間作品と比べると実りが少ないカンジなんですけど、やっぱりところどころこうやって癒される箇所があったりするんですよね。
特にラストの〆は本当にはずれがなくて大好きです。

総評としては、藍ちゃんが可愛かったなぁと。
まぁ、トーエの娘が可愛くないわけがないってはなしなんですけどね。
あとはそうですね、宇宙じいさんも良かったです。
そして、次回は文化祭だそうで、前川さんとの絡みが楽しみです。
多摩湖さんも結構話に絡んできそうな展開ですが、果たして……。



あとがきについてのコーナー。
小説っぽいものその④は作者取材の為、休載いたされたそうです。
いや、一回使ってみたい気持ちすごく分かります。
次回作にご期待下さいと並んで、あれは少年の憧れです。
自分もいつか使ってみたいですね、いつか。

この作品の初期タイトル案が『墜落中少女』だったそうで。
これは……今のタイトルにして良かったと思います。
確かにそのまま落ちていってさよーならーみたいになって続編はなかったかもしれませんね。
でも、それはそれで面白いかったかも。

660²のあとがきでも触れていましたが、担当さんがついに三人態勢になったいるまん。
電撃でもほとんどいないそうです。いるまんやっぱぱねぇ。
そして、新たに加わった西谷さん。
入間さんの事よろしくお願いします。
てかいるまんなら二人に分裂出来そうな気がしてなりません。
と言うか既にしていると言われてもすぐに納得できてしまう気がします。
つまり、入間さんと人間さんね。
父間さんも相変わらずお元気そうで何よりです。
やっぱり映画出演なさるんですね。
ムキムキ父間さんを拝める日を心待ちにしております。

著者近影の画像だけど、これも父間さんの作品でしょうか。それかゴムゴムの実?
とりあえず、美味しそうなんで自分とこに送って欲しいです。
それと、ちょっと意外な音楽嗜好でした。
葉加瀬太郎さんはなんとなくわかるんですけど、島谷ひとみさんが意外。
なんていうかいるまんはゲームのサントラとか聴いてるっていう勝手なイメージがあったんですけど。
でも、同じ曲を何回聴いても飽きないっていうところはそうですよねーと同意同意。

この辺で感想お終い。
次は早く、まるごとぷりーず!なのです。

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Comments

No title
もう感想を書かれたのですね。
さすが天野寂さん。仕事がお早い。
私は現在読んでいるところで、明日か明後日には感想を載せれそうです。
読了後に改めて感想読まさせてもらいますね。

それはそうと。
『まるごと一冊“入間人間”』拝見しましたよ。
今日はこの喜びを天野寂さんと分かち合いたくて、どうしてもコメントせずにはいられませんでした。
待ち望んだこの日を迎えれたことに歓喜の叫び声を上げようと自宅のベランダに出たところ、向かい側の家の住人さんと目が合ってしまったので大人しく部屋に引き返しました。

天野寂さんも現在読んでいるか、もしくはもう読み終わったところでしょうから、天野寂さんが記事にする前にネタばれするのは失礼だと思うので、内容に関する感想は天野寂さんが記事にしてからコメントさせてもらいますね。

『まるごと一冊“入間人間”』の感想記事楽しみにしてますね!
Posted at 2010.06.10 (19:30) by つかボン (URL) | [編集]
Re:つかボンさん
いえいえ、入間さんに比べれば止まっているも同然のスピードですよ。
つかボンさんの感想記事も楽しみにしてますので。

お察しの通り、さっきから『まるごと一冊“入間人間”』の感想を鋭意執筆中であります。
何を隠そう自分もこの喜びを誰かと分かち合えないものかとうずうずしてましたので、同じように興奮されているつかボンさんのコメントを見てさらにテンションが高まってまいりました。
自分も歓喜の雄たけびをあげましたよ。およそ言語と呼べるものではありませんでしたけど、誰にも負けない気持ちが籠っていたと思います。
幸い、周りには誰もいなかったです。
てかその向かい側の人も今日ぐらいは空気読んでくれなきゃですよね。
でも、つかボンさんの声にならない叫びは届いた……ような気がします。

『まるごと一冊“入間人間”』の感想はもうしばしお待ちください。
Posted at 2010.06.10 (19:40) by 天野寂 (URL) | [編集]
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